ボーダーコリー多頭飼いの日常と絆

前回のブログでは、犬舎名「おんてんばーる」に込めた想いをお話ししました。

今日は、私をここまで夢中にさせたボーダーコリーという犬種の魅力と、6頭の大家族の日常についてご紹介します。

毎日が運動会のようなわが家

 

​ 「頭が良い」以上に「空気を読む」天才

​ボーダーコリーはよく「全犬種で一番頭が良い」と言われます。でも、毎日一緒に暮らしていて感じるのは「飼い主の次の動きを察知する力」のすごさです。
​こちらが「さて、やるか」と立ちあがっただけで、もう足元でワクワクしながら待っている。言葉にしなくても、こちらの動きをみて動こうとするその行動は、もはや犬というより相棒に近い感覚です。

 頭が良いからしつけがいらないは大きな間違い

​ここで一つお伝えしたい大切なことがあります。
「頭が良い犬種だから、教えなくても勝手に賢くなる」……これは、大きな間違いです。
​ボーダーコリーは、噛むなどの問題行動や飼育放棄が非常に多い犬種でもあります。
頭が良いからこそ悪いことも一瞬で覚えます。退屈やストレス、一貫性のない接し方を続けてしまうと、「自分を守るため」や「要求を通すため」に間違った方向へ使ってしまいます。
​まずは信頼関係。​「この人と一緒にいると楽しい!」「この人は信頼できる!」という絆を築くことです。
一緒に過ごし、遊び、目を合わせ、一歩ずつ信頼関係を積み重ねる。

ただ散歩をしたりお庭に出しておけば満足する犬種ではありません。
短時間でもいい、全力でボールを追いかけたり、新しいコマンドを練習したり、ただ静かにアイコンタクトをとったり……。そうやって「飼い主と過ごす時間」が満たされ、驚くほどの落ち着きを見せてくれます。
​正直に言えば、ボーダーコリーは「手がかからない犬」ではありません。むしろ、手がかかるからこそ面白い。
向き合った時間の分だけ、必ず応えてくれます。
​知能が高いからこそ、向き合う時間を惜しんでしまうと、そのエネルギーはイタズラや破壊活動に向かってしまいます。「噛む」「吠える」といった問題行動の多くは、実は寂しさや退屈のストレスサインであることも多いのです。
​「今日は何をしようか?」一緒に過ごす時間を一日の中にしっかり作る。
その積み重ねが、全犬種No.1と言われるボーダーコリーを「最高の相棒」になります。

「おてんば」な個性は宝物

​わが家にはボーダーコリーが6頭いますが、おてんばな子もいれば、おっとりした子もいます。

優等生のサッチモ、ボスのディラン、食いしん坊レイラ、甘えん坊のナラ、お調子者のアイラ、天真爛漫のキアラ。

看板娘のレイラ

「しつけが難しい」「運動が大変」と言われがちな犬種ですが、実際は退屈させない工夫さえ分かれば、これほど面白いパートナーはいません。その手のかかる面白さこそが、ボーダーコリー最大の魅力だと思っています。

6頭から教わる日常

多頭飼いをしていると、犬同士のルールや、一頭ずつ違うスイッチの入り方など、毎日が発見の連続です。
​「6頭もいて大変ね」と言われることもありますが、私にとっては6頭分の個性と、6通りの正解を教えてくれる最高の先生たち。

この子たちから学んだ経験、それぞれのしつけやケアなど、これからお迎えいただくオーナー様にもしっかりとお伝えしていきたいと考えています。

これからも、この子たちとの賑やかな日常や、ブリーダーとしての気づきを飾らずに発信していきます。
​次は、よくご質問をいただく「ボーダーコリーと暮らすための準備」についてもお話しできればと思います。
​最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です